しつけに必要な運動

愛犬の問題行動の原因に運動不足があります。

「犬が言うことを聞かない」
「興奮が収まらない」

などに思い当たるようなら愛犬の運動量を見直して見て下さい。

特に若いうちは、犬種にもよりますが、運動は絶対に必要なものです。

肉体的、精神的健康のために運動は欠かせない

肉体的にも精神的にも健康のためにもしっかりと運動をする必要があります。
運動が不足していると有り余るエネルギーの発散ができなくなります。
また、さらに運動不足が慢性的になると興奮しやすくなります。

適切なエネルギーの発散ができていれば過度に興奮することもなくなり犬が穏やかな時はこちらの指示も通り易くなります。


疲れた犬は良い子です！散歩と運動の違い

散歩は歩くことがメインです。
散歩は、臭いを嗅いだり、自分の匂いを残したり（マーキング）して環境情報の収集や表示をするのが目的です。

一方の運動では全身を使ったアクティビティです。
匂い嗅ぎやマーキングなどは行いません。
とにかく身体を動かしてエネルギーを発散させる必要があります。
ボール遊びやジョギング、自転車で一緒に走るなどの運動が必要です。

犬 しつけ 問題行動

犬の問題行動を直すのは、なかなか大変です。
犬には人間の倫理観や正義感などは意味が無いのです。
では、どのように問題行動を直すのでしょうか。

飼い主の言うことを聞くワンちゃんの場合でも、飼い主がいない留守の時などに、問題行動を起こす場合があります。

この場合はまず、その問題行動の原因を突き止める必要があります。

ひょっとしたら、寂しさを紛らわすため…
ひょっとしたら、前に同じ行動をして楽しかった。その行動が強化された…

さまざま原因があるので、それを探る必要があります。
その上で対策を講じる必要があります。

そして一番効果的なのは天罰方式。

飼い主が叱るのではなくて、問題行動をすると、なんだか知らないうちに、嫌なことが起きる。

今、吠えるのを矯正する首輪が販売されていますが、この首輪は、犬が吠えると嫌な臭いのするスプレーが首輪からシュッと出てくるという仕掛けになってます。

これは天罰方式を応用した製品なのです。
これなら、飼い主との関係も悪化しませんし、ひとの見ていないところで眼を盗んで悪さをしようということも防げるわけです。

でも、すべての問題行動にこの天罰方式が使えるわけではありません。

問題行動を直すのは、なかなか骨の折れる仕事なのです。

タグ：犬 しつけ 問題行動